構造について
コンクリートについて
コンクリートとは、骨材と呼ばれる砂や砂利、水などをセメント等で結合させたものをいいます。コンクリートは圧縮力(押さえつけられる力)には強いのですが、引張り力には弱いという性質のため、コンクリートだけ使うのではなく、引張り力に強い鉄筋を入れたり鉄骨を入れたりして使われることが多いのです。これらを鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリートと呼び、鉄筋・鉄骨を入れることでどちらの力にも十分な強度を持たせることができるというわけです。
一般的なコンクリート構造物の供用年数は50~60年程度といわれています。現在の日本では、高度成長期に大量に建設された構造物が丁度その時期に来ていることから、古い建築物の維持・管理が今後の日本の大きな課題となっているのです。
最近では高強度コンクリートや100年コンクリートと呼ばれるような、強度と耐用年数が確保されたコンクリートも開発されています。コンクリート強度は数字が大きいほど強くなりますが、超高強度コンクリートとなると製造できる工場も限られ、製品コストも高いので、超高層タワー建築などに採用されています。
基礎構造について
マンションの基礎工法は一般的には地中に杭を打った杭基礎工法、または直接基礎が主流になっています。地盤の状態がよければ(地耐力が高いと言います)直接基礎でも設計可能ですし、建物の形状やバランスが悪と、杭を打って対応する場合もあります。
必ずしも杭基礎を採用してあるほうが優れているというわけではないのです。建築費がかさむということは分譲価格にもしっかり反映されます。マンションのグレードとスペック、このバランスにより構造設計のグレードも変わってくるのです。
外装、内装をきらびやかに演出したマンションよりも、基本構造がしっかりしたものを購入の第1ポイントにしましょう。外装は個人で変更はできないものの、内装はある程度自由にリフォームできますので、くれぐれも華やかさに惑わされないようにしましょう。
パンフレットや、HPに記載されているクオリティガイド(品質について)を熟読し、ネットで知識を得たり、雑誌等で勉強しておきましょう。